悩める“陽キャレーサー”川口聖二、イップス克服はまだ先!?「誰か治せる人紹介して…」/四日市競輪G3
四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(G3)」が7日に開幕。3Rの一次予選に出場した川口聖二(30歳・岐阜=103期)に話を聞いた。 地元の伊藤裕貴を背にした川口聖二は、最終ホーム8番手から好回転のまくりを発動した。ただ木暮安由の好ブロックもあって失速。伊藤が3着、川口は4着で辛くも二予進出を決めたが「思っていた進みじゃなかった」とアゴを、いや、首を傾げた。 「前がハイピッチで駆けていたしホームで詰まったから仕掛けたけど…。もうちょっと踏むのが遅れていたらヤバかった。なんですかね、我慢強く踏めている感じはあるけど、(自力の時の)イップスなのか、うまくいかないんです。誰かこれ(イップス)を治せる人を紹介してください(笑)」と切ない表情。 それでも兆しがないわけではない。結果が出れば「それをキッカケにできそうな気はします」とつかみかけている部分もある。 「今回から、豊橋で優勝した時のフレームに戻したんです。もうちょっと微調整して、2日目は(1着を取って)ファンの前で“ヨイショマン”ができるように頑張ります!」 最後にいつもの明るさを取り戻した川口聖二の2日目以降の反撃に期待したい。(netkeirin特派員)