【箱根駅伝】区間賞一覧 青学が半数を占める 5区で城西大の“山の妖精”山本唯翔が2年連続の区間新
■5区:城西大・山本唯翔
山上りの5区。前回大会、区間新記録を樹立し、“山の妖精”として知られた城西大・山本唯翔選手は今回も箱根の山で力を発揮しました。 上り坂でもそのスピードは衰えることなく、自身が持つ区間記録を50秒も更新する1時間9分14秒でフィニッシュしました。
■6区:法政大・武田和馬
復路は歴代最多タイ、8位以下16チームの一斉スタートが行われました。9位でスタートした法政大学は見た目の順番で創価大、早稲田大、國學院大を追い抜くなど好走。 58分2秒で法政大学史上77年ぶりの6区区間賞を獲得しました。
■7区:中央大:吉居駿恭
10位で襷を受けた中央大・吉居駿恭選手。1秒でも前を走るチームとの差をつめたいところ、見た目の順番では5人を抜くなど快走を披露。 15キロ付近の給水地点では2区を走った兄・大和選手から“力水”を渡され気持ちを入れ直し、1時間2分27秒で7区区間賞を獲得しました。
■8区:青山学院大・塩出翔太
7区終了時点で2位駒澤大と4分44秒の差を開けていた青山学院大は、8区・塩出翔太選手も力走を披露。 序盤から区間記録を上回るペースを刻んでいき、2位との差を5分33秒まで広げ、1時間4分で8区区間賞を獲得しました。
■9区:青山学院大・倉本玄太
9区でも青山学院大の勢いは止まりません。最後の箱根路に臨んだ4年生の倉本玄太選手。15キロ付近の給水地点ではキャプテンの志貴勇斗選手が給水係として登場しました。 最後の箱根駅伝ではエントリーメンバーからは外れていた志貴選手。同学年のキャプテンから“力水”を手渡され、さらに力を得ると、1時間8分51秒で襷リレーをし、狙い通りの区間賞を獲得しました。
■10区:東洋大:岸本遼太郎
4区で4位に順位を上げ、以降4位をキープし続けた東洋大学。10区では岸本遼太郎選手が好走。 5位國學院大を寄せ付けない走り、さらにフィニッシュ直前では3位城西大の背中が見えるところまで差をつめました。 1時間8分51秒での区間賞。区間2位の青山学院大・宇田川瞬矢選手を30秒離しての区間トップとなりました。