万博記念公園で梅が見ごろ 大阪万博の思い出撮影する人も
万博記念公園で梅が見ごろ 大阪万博の思い出撮影する人も 撮影・編集・ナレーター:柳曽文隆 THEPAGE大阪 音楽:GISO
14日の近畿地方は、少し曇り空が広がりすっきりしない天気に。気温の方も、大阪管区気象台によると、最高気温は13.6度にとどまった。しかし、大阪府吹田市の「万博記念公園」で梅の花が見ごろを迎えており、多くの人でにぎわいをみせている。 【拡大写真付き】「すべてのいのちは等価」太陽の塔で内部見学会
色とりどりの花が咲き誇る
同公園によると、自然文化園の梅林には5500平方メートルの敷地に約120品種・約600本。日本庭園の梅林には約40品種・約80本の梅が植えられているため、見ごろを迎えた今、色とりどりの花が咲き誇り、写真撮影をする人の姿が多く見られた。
47年前は大阪万博の開幕日
さて、1970年3月14日は「人類の進歩と調和」をテーマに掲げて行われた日本万国博覧会の開会式が行われた日。翌15日から一般公開が始まり、約半年に渡って世界中から多くの人が訪れた。梅を見に来ていた大阪市都島区の60代の夫婦は「昔、来たことがある」と当時を思い出す。 「きょうが始まった日というのは知らんかったけど、こないだ朝のテレビドラマで万博のことをやってたんで、きょうは梅を見に来ました。もうどこになにがあったかとかは覚えてないけど、すごい人やったのは覚えてる」「迷子が多かったわ」などと、夫婦で梅を眺めながら楽しそうに話していた。 開催から47年の月日が流れたが、14日午後の同公園では、ボートに乗ったり、広場で野球やサッカーを楽しむ若者らの姿もあった。また、SNSなどで「きょうは万博が始まった日」という記述を見て、広場の大屋根跡を撮影している人の姿もあるなど、閉園までにぎわいをみせていた。