サメ映画は「JAWS」だけじゃない! B級サメ映画沼にハマる人が続出するワケとは
ニッポン放送アナウンサーの内田雄基です。 サメ映画の金字塔「JAWS」公開から来年2025年で50年が経ちます。サメは海の中から、大きな口と幾重にも重なった鋭い歯で人を襲う“海の恐怖”の象徴として、銀幕の中で重要な役割を果たし、多くの人を魅了してきました。 一方で近年のサメ映画には、「海洋スリラー」ものではなく、トンデモ設定との掛け合わせによって生み出された“邪道のサメ”が登場する「B級サメ映画」というジャンルが誕生しました。B級サメ映画では、竜巻に巻き込まれた大量のサメが空から降って襲ってきたり、悪魔サメとして人々を襲ったり、奇想天外なサメたちが登場し暴れています。
このB級サメ映画を中心に、昨今、日本国内で様々なサメ映画が制作され、秘かにサメ映画ブームが巻き起こっています。 これまで海外で作られていたサメ映画が、国内でも沢山作られるようになり、SNSでも反響を集めています。サメ映画の上映イベントやトークイベントも全国各地で行われ、様々な媒体でも取り上げられるようになりました。 そして、この7月には、サメ映画だけの祭典「第一回東京国際サメ映画祭」が行われます。 なぜ、今、サメ映画がブームになっているのでしょうか。 ブームのキーマンで、この「第一回東京国際サメ映画祭」開催にも携わっているサメ映画専門のバイヤー兼翻訳家のサメ映画ルーキーさんと、「サメンテーター」中野ダンキチさんに私内田がお話を伺いました。 内田:本日はよろしくお願いいたします。 サメ映画ルーキーさん(以下、ルーキー):よろしくお願いいたします。 中野ダンチキさん(以下、中野):今日は本当にありがとうございます。突然なんですが、どうしてサメ映画について取材をしていただけることになったのでしょうか? 内田:私が今、サメ映画にハマっていまして……今回「第一回東京国際サメ映画祭」が開かれると聞き、取材させていただきたいなと思ったんです。そこで、サメ映画界で知らない人はいないお二人に、いろいろとサメ映画の魅力についてお伺いさせていただければと思います! 中野:なるほど!よろしくお願いいたします!