“極上のキレ味”で前を捉え切った 時計以上に評価すべきサトノシャイニングに★5つ!【2歳馬チェック】
余裕の手応えで差し切った サトノシャイニング
9/22 (日) 中京5R 2歳新馬 芝2000m サトノシャイニング 牡 馬体重:490kg ★★★★★ 5点 騎手:松山弘平 厩舎:(栗東)杉山晴紀 生産:下河辺牧場 馬主:里見治 父:キズナ 母:スウィーティーガール(Star Dabbler) スタートをポンと出て好位外目の追走。新馬戦としてもかなり遅い1000m通過65秒0の超スローで、途中で外からマクり気味に進出した馬に対しても我慢が利いていた。余裕の手応えで直線を向き、逃げ込みを図る馬を目標として一完歩ごとに差を詰め、残り100mで捉え切ってのゴール。スローで走破タイムこそ平凡だったが、レースの上がり3ハロンが11秒8ー11秒1ー11秒3という流れを差し切った極上の切れ味は、現時点でも相当なレベルと言える。 母はアルゼンチンのGI勝ち馬。兄姉はいずれも条件級止まりだが、父がキズナに替わったことにより芝の中~長距離向きの配合だろう。“今の2歳馬にしては体幹がしっかりしている”という陣営の評価通りの走りっぷりで、将来性も十分に感じさせるが、あとは淀みなく流れた際に今日のような脚を繰り出せるかどうか。レースセンスの高さも目立っていただけに、順調に育てば重賞でも戦える器だろう。
~その他の新馬・未勝利勝ち評価一覧~
★★★★ 4点 … ロードリベラシオン・テンワンダーマン・キュクロープス・サンライズグラシア・ユウトザユウト・ザラタン・ニシノクードクール・エンペラーズソード・フレッシュラン・テリオスルナ・イサナ・キャッスルレイク・プロミストジーン ★★★ 3点 … スリーピース・フィドルファドル・ザクシス・タイヨウフレア