【3月9日~10日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【東京】『The Tokyo Toilet Book Stand』(~2024年3月10日)
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう! 写真家・高橋ヨーコが〈THE TOKYO TOILET〉をまとめた本が、3月中旬、発売。これを記念し、3月1日からスパイラル〈Showcase〉にポップアップがオープンしている。
●【京都】『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2024』関連展示(~2024年3月10日)
京都の一大名所、〈清水寺〉に現代美術が出現。通常非公開の建物にも『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2024』のアドバイザリーボードによる作品が並んで、春の京都を彩ります。
●【富山】『倉俣史朗のデザイン─記憶の中の小宇宙』(~2024年4月7日)
どこまでも透明で、浮遊感漂う家具。夢の中にいるような空間を作り出した倉俣史朗の個展が〈富山県美術館〉に巡回中です。詩的で、上質なユーモアもある彼のデザインを体感できる展覧会です。
●【東京】『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』(~2024年3月10日)
音楽だけでなくさまざまなメディアを横断していた坂本龍一。惜しくも2023年に逝去した彼は、世代を超えたさまざまなアーティストたちとのコラボレーションにもつねに積極的でした。それを再構成した展示が東京で開かれています。坂本の多面性を改めて体験できる展覧会です。
●【東京】『帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』(~2024年3月10日)
『カーサブルータス』2023年11月号でも特集したアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライト。彼の手になる名作であり、解体・移築後の今も建築史に残る〈帝国ホテル二代目本館〉の完成から100周年の節目に合わせ、彼の功績に迫る展覧会『フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築』が、3月10日まで〈パナソニック汐留美術館〉に巡回中です(青森にも巡回)。国内では四半世紀ぶりとなるこの回顧展、模型や写真はもちろんのこと、国内初公開となるドローイングなど約420点を展示。建築・デザイン好きなら見逃す手はありません! 秋深まる会場の様子をレポートします。
●【長野】『マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX 消えゆく名建築 アートが住み着き 記憶する』(~2024年3月24日)
3回目を迎えた『マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX』。今回は移転により現在は解体準備中の〈旧松本市立博物館〉がメイン会場。失われゆく名建築を舞台に、17の作家がアートワークを展開しています。