綿貫陽介が予選2試合を勝ち抜き2年連続の本戦入り [ロレックス上海マスターズ/テニス]
綿貫陽介が予選2試合を勝ち抜き2年連続の本戦入り [ロレックス上海マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(中国・上海/10月2~13日/賞金総額1029万8535ドル/ハードコート)の予選決勝で、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)が第19シードのホン・ソンチャン(韓国)を6-2 7-5で倒して本戦入りを決めた。試合時間は1時間24分。 ~2023年ロレックス上海マスターズで2度目マスターズ制覇を果たしたフルカチュ選手~ 同大会に2年連続出場となる26歳の綿貫は、前日に行われた1回戦で第11シードのオットー・ビルタネン(フィンランド)を6-7(4) 6-2 6-0で破って勝ち上がっていた。綿貫はダイレクトインした昨年の大会で白星デビューを飾り、2回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)に6-7(2) 7-6(6) 4-6で惜敗していた。 本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦でパベル・コトフ(ロシア)と対戦することになった。 5人が挑戦した予選の日本勢は綿貫以外に第24シードの島袋将(有沢製作所)が初戦を突破したが、第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に対する予選決勝で6-4 1-3となった時点でケガを理由に棄権した。 そのほかの日本勢は3人がシングルスの本戦に出場しており、初戦の相手は西岡良仁(ミキハウス)がワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した19歳のジョウ・イー(中国)、ダニエル太郎(エイブル)が予選勝者のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)、ワイルドカードを受け取った錦織圭(ユニクロ)はマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)となっている。 上海マスターズはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第8戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権 <予選結果|日本人選手> ■予選決勝 ●24島袋将(日本/有沢製作所)[24] 6-4 1-3 Ret. ○21デニス・シャポバロフ(カナダ)[6] ○42綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)6-2 7-5 ●44ホン・ソンチャン(韓国)[19] ■予選1回戦 ●4内山靖崇(日本/積水化学工業)[15] 7-6(5) 1-6 4-6 ○3ダニエル・エバンズ(イギリス) ●20望月慎太郎(日本/木下グループ)[21] 2-6 3-6 ○19シャオ・リナン(中国)[WC] ○24島袋将(日本/有沢製作所)[24] 6-7(6) 6-4 6-1 ●23デニス・イェフセイエフ(カザフスタン) ●26清水悠太(日本/三菱電機)5-7 6-7(2) ○25マッティア・ベルッチ(イタリア)[7] ○42綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)6-7(4) 6-2 6-0 ●41オットー・ビルタネン(フィンランド)[11] <上位出場選手シード順位|男子シングルス> ヤニク・シナー(イタリア)[1] アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[2] カルロス・アルカラス(スペイン)[3] ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[4] ダニール・メドベージェフ(ロシア)[5] アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[6] テイラー・フリッツ(アメリカ)[7] キャスパー・ルード(ノルウェー)[8]
テニスマガジン編集部