マングース防除柵が32地点で破損 北部豪雨の影響 沖縄
北部豪雨の影響で、県がマングース防除のために設置した金属製の柵が32地点で破損していたことが25日までに分かった。県自然保護課は「壊れたところからマングースが出入りする可能性がある」として、近くにわなを設置する応急対策をした。現場の状況を見ながら、順次修復していく予定だ。 絶滅危惧種ノグチゲラ、名護岳で生息確認 繁殖に期待 沖縄
自然保護課によると、今回の豪雨による土砂崩れや川の氾濫の影響を受けた。最も大きな被害が出た地点では、土砂崩れによって防除柵が16メートル壊れたという。 県では希少種が多く生息する北部地域の生態系を守るため、大宜味村塩屋と東村福地ダムを結ぶ「SFライン」などに北上防止柵を設置し、2026年までに同ライン以北のマングース根絶を目指している。 (南彰)
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