中野麟太朗選手の日本アマ優勝祝賀会に潜入! 「今年の目標は3つ。来年のマスターズ、全英OP出場権獲得、レギュラーツアー優勝、そして大学の団体戦優勝です!」
2024年3月22日、23年の日本アマチュア選手権で優勝した中野麟太朗選手の祝勝会がリーガロイヤルホテル東京で開かれた。早稲田大学ゴルフ部OBの稲門ゴルフ倶楽部と現役部員たちが、1934年の創部(1956年に大学公認に)以来初となる偉業を称えた。同校OGである編集Yも招待されたので、祝勝会の模様と24年の意気込みを中野選手に聞いたのでレポートしよう。
「世界で活躍できるプロゴルファーになります」。「なりたい」ではなく「なります」と言い切る中野に注目!
本来は年明け早々に計画されていたが、能登半島地震のため延期、新シーズンを迎える直前の開催となった。開会後すぐ、地震の被害者への黙とうが行われた。 来賓の挨拶は、”文武両道“を目指すゴルフ部、叱咤激励が続く。岸田文雄首相からのビデオメッセージも交えながら、「ブランド価値を世界に広げて」「男子ゴルフ界を盛り上げて」「早稲田で学べば世界が睨める」「練習で泣いて試合で笑えというのが早稲田スポーツの真髄」など、世界を見据えた活躍を願う言葉が続く。 それに応える中野麟太朗の謝辞はこうだ。 来場者や主催者に感謝を述べたあと「本当に昨年の自分の1年間は“大冒険”でした。日本アマ優勝は今までのゴルフ人生おいて本当に最高の瞬間でしたし、その後にレギュラーツアーに5回推薦で出場させていただき、フジサンケイクラシックとバンテリン東海クラシックでローアマチュアを獲得させていただきました。さらにナショナルチームに選んでいただき、今年1月には初のPGAツアーとなるソニーオープン・イン・ハワイにも出場しました。この大冒険の1年間を作れたのは、もちろん自分の日々の努力の成果であるのは間違いないかもしれませんが、それ以上にサポートしてくださった皆様の力のおかげだと思っております。自分の一番近くで支えてくださった家族、厳しい指導で温かく見守ってくださった斉野監督、土屋会長始めたくさんのOB、OGの皆さま、そして切磋琢磨し、自分の勉学やゴルフを競い合ってきたゴルフ部の仲間があってこその今年の自分の1年だったと思います。