大人の「おこづかい額」、群馬が全国3位 「生活のゆとり」は最下位
ソニー生命保険が発表した「47都道府県別生活意識調査」で、1カ月の「おこづかい額」を投資額や貯蓄額などと並んで聞いたところ、群馬は1カ月3万650円で、東京(3万7650円)、神奈川(3万1450円)に次いで全国3位の高さだった。 近県では栃木が18位の2万3450円、茨城が45位の1万7000円。群馬は物価が安い土地柄のわりに夫らが昼食などに使える金額が比較的多いことが分かる。 調査は昨年10月18~28日、20~59歳の男女を対象にインターネットで実施。4700のサンプル数で、各都道府県が100人ずつになるよう抽出し、12月12日に発表した。 群馬の1カ月の投資額は5位の2万3000円だった。1カ月の貯蓄額は16位の3万2300円で、1位の兵庫の4万4950円を1万円以上下回る。現在の貯蓄額は15位の418万9000円で、1位は兵庫県の623万5000円だった。 生活のゆとり具合は10点満点で4・4点で、岩手と並び最下位。自分の県の暮らしやすさは6・1点で、新潟、長野などと同じ28位だった。【田所柳子】