【山口県】[下松市]問われる地域移行の整備 12月1日にも吹奏楽スタートか? 生徒、教員の格差も表面化
既存の部活で新入部員0人も
市中学校長会の世木尚会長は試合に出られない部員数の場合、試合に出なくても続けるかを生徒に委ねなければならないことを例に「どの段階で部員の募集を停止するか」と問題提起。移行した部とできない部、部活を持つ教員と持たない教員の格差にも言及した。 末武中の柔道部は3年生を含めて7人。地域クラブで受け入れてもらうよう調整しているという。 末武中女子バスケットボール部も今年の新入部員は0人だが、地域クラブには9人が加入した。このクラブは小学生のミニバスが母体で、その流れから地域クラブに入ったと見ている。 待ったなしで進む地域移行だが、その渦中にいる現役の中学生はどう感じているのだろうか。早急な課題解決、制度の整備が求められている。