DeNA・山本祐大 感謝の思い胸にベンチ入り「ユニホームを掲げてくれたり…僕は凄く前を向けた」
◇SMBC日本シリーズ第4戦 DeNA―ソフトバンク(2024年10月30日 みずほペイペイD) 【写真】29日の試合前に話をする山本(左)と三浦監督 右尺骨の骨折で離脱し、28日の全体練習から1軍に合流していたDeNAの山本祐大捕手(26)が30日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ」第4戦の試合前に、ベンチ入りメンバーに名を連ねた心境について語った。 試合前に三浦監督が「今日からベンチに入れますよ。試合に出られる可能性があるからこそベンチには入れます」と明言。それを受けた山本は「そこ(まずはベンチ入り)を目指してやってきたので。入れることに感謝したい」と素直な思いを語った。 続けて「まずはみんなをサポートして、自分が出られることになれば全力を出し切りたい」と引き締まった表情で意気込みを語った。 骨折した右腕の状態について、改めて「(打撃面は)大丈夫です。ドクターにも(出場しても)いいと言ってもらっている」と明かした26歳。「(ナインが背番50の)ユニホームを(ベンチに)掲げてくれたりとか…そういうことをしてもらったことに対して、僕は凄く前を向けたので。凄く感謝したいと思いますし、こうしてベンチに…舞台に立てるというのは僕にとっても凄くいい経験になると思うので、みんなに感謝しながら一日一日今は過ごしています」。ナインへ、支えてくれた全ての人たちへ、そして応援し続けてくれたファンへの感謝の思いを胸に、プロ野球頂上決戦の舞台に挑む。 山本は9月15日の広島戦(マツダ)の試合中に死球を受け「右尺骨」を骨折。残りのシーズンは出場できなかったが、チームが日本シリーズ出場の下克上を果たし、その大舞台に復帰を果たすことができた。今季の成績は108試合に出場し打率.291で5本塁打、37打点。