「一人ひとりがちょっとずつ自分にも味方にも甘い」エスパ乾貴士が考える改善点。 新シーズンに向けては「何年やれるかも分からないので...」
「1試合1試合、まずは出る準備」
清水エスパルスの乾貴士が、クラブの公式YouTubeチャンネルで新シーズンへの決意を語った。 【動画】「J1でもうちょっとサッカーをやりたい」乾貴士が新シーズンへ意気込み! 乾は昨季、10ゴール・10アシストをマークする活躍でJ2ベストイレブンに選出された。ただ、チームはJ1昇格プレーオフ決勝でリーグ戦の順位が上の東京ヴェルディと1-1で引き分け、J1復帰はならなかった。 望んだ結果を出せなかった責任を感じているという乾は、2024シーズンに向けて気を引き締めている。 「日常というか、1日1日の練習から甘いところが俺もあるし、多分、一人ひとりがちょっとずつ、自分にも甘いだろうし味方にも甘いかもしれない。そういうところがあったから、去年ああいう成績になってしまったと思う。自分にもしっかり厳しくして、自分に厳しくしているからこそ、周りにもしっかり言える。そういうところを変えていければ」 今季もフォア・ザ・チームを誓う。 「自分が点を取るか取らないかは別にして、(試合に)出て何かしてチームのために何かやれたとなった時は、それで勝てれば一番楽しい」 6月には36歳になる。残されたキャリアでも全力を尽くす。 「1試合1試合を楽しみながらやりたいというか、ひりつく戦い、去年のプレーオフとかもそうだけど、そういう戦いができるのも、俺のサッカー人生のなかで、あと何回かしかないかもしれない。あと何年やれるかも分からないので、本当に1試合1試合、まずは出る準備をして、そこで活躍できるように準備したい」 そして「このチームでもう一回、J1に上がって、J1でもうちょっとサッカーをやりたい気持ちも、もちろんある」と言葉に力をこめた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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