『バチェロレッテ・ジャパン』3Ep1、抜けがけ、割り込みで序盤から混戦 才女・武井亜樹さんの心をつかむのは…【ネタバレあり】
■おなじみ“ファーストインプレッションローズ”の使い方に驚きの声
レッドカーペットの後は、恒例のカクテルパーティー。ここで武井さんは、過去の『バチェロレッテ』の流れと大きく異なる動きを見せる。「坂口さん、こちらにきていただけますか」と声をかけると、「すごく自然にリラックスしてお話ができたのがうれしかったし、心に刺さりました」と気持ちを伝える。そしてなんと、ここでファーストインプレッションローズを渡したのだ。これには坂口さん本人もびっくり。これまでのシーズンでは会話の最中、バチェロレッテがローズを取りに行き、渡すことが多かったが、他の参加者には驚きと悔しさが広がった。 カクテルパーティーが始まるとすぐに、多くの男性がツーショットに名乗りをあげる。武井さんの困った様子を見かねた櫛田さんが、「10分間だけみんなで話しませんか」とアイスブレイクの時間を設けた。実はこの“みんなで話す時間”は、武井さんが考えていたプランそのもの。武井さんはインタビューで「私が考えていたこととまったく一緒だったので、すごくびっくりしました」と回答。しかも、このグループトークのおかげで武井さんは「緊張がほぐれてアイスブレイクができた」と話し、「櫛田さんに感謝しています」と笑顔を見せた。 その後は、抜けがけで武井さんに約束を取り付けた北森さんを筆頭に、ヴィオラ奏者の飯野さん、ジーンズ好きの加藤さん、そして順番を守らず割り込んでしまった梅谷さんなどが続々と武井さんに声をかける。それぞれが思い思いの会話を楽しむ中、山本さんは自身が仕事とするヒューマンビートボックス業界についての熱い想いを語った。武井さんはこの時のことを「実際に2人で話してみて、普通に会話のキャッチボールができて、彼の人となりがわかって印象が良くなりました」と言っており、レッドカーペットの時と印象が変わった様子。こうしたコミュニケーションの積み重ねが後に大きく響くだろう。
■ローズセレモニーで命運分けたカギは“距離感”?今田耕司の分析
そしていよいよローズセレモニーの時間に。今回用意されたバラは全部で12本。1本はファーストインプレッションローズとして坂口さんに渡されているため、残りの11本を14人の参加者で争うことになる。ここで脱落するのは3人だ。 ここでも、武井さんらしい振る舞いが印象的だった。武井さんは参加者に「ローズを渡さないことが男性としての魅力や人としての魅力が劣っているというわけではない」と語りかける。「自信を失ったり、嫌な思いをして帰ってほしくない」と伝え、まっすぐな眼差しでローズセレモニーに挑む。 1番目に呼ばれたのは梅谷さん。続いてセバスティアンさん、飯野さんなど続々と名前が呼ばれていく。 残念ながら脱落してしまったのは、磯村さん、大西さん、大柳豆さん。この結果をスタジオの今田耕司は、最初の距離感がキーだったのではと分析。レッドカーペットでのことを思い起こすと、確かに武井さんは初対面からパーソナルスペースに入ってこられるのが苦手なようだ。 『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3は始まったばかり。今回も魅力的なバチェロレッテと参加者たちの旅路が楽しみだ。直感を大事にする武井さんがつかむ「真実の愛」を見届けたい。(文/Nana Numoto)