「半年後はどうなってる?」メダル劣化問題 とうとう日本人金メダリストも"告発"「東京のメダルがよかったみたいなので少し残念な気もします」
オリンピアンから告発が相次いでいる、「メダル劣化問題」で日本人アスリートも声をあげた。 【画像】少しはげてない?心配する大事な金メダルの様子 パリ五輪のフェンシング男子フルーレ団体で日本初の金メダルを獲得した主将の松山恭助が自身のXを更新。獲得した金メダルに"異変"が感じられるとした。 松山は自身の金メダルの画像とともに「傷はあんまりついてないけど、なんか少しはげてきてる??」と投稿。続けて「これは半年後、1年後はどうなってる?笑」と心配な様子を示した。 この松山の投稿に対し、フォロワーの間からは「これ以上、はげないといいのですが」という励ましの声も上がったが、松山自身は「多分、もっとはげると思います、、、、」と悲観的な様子を見せ、ほか「金メダル心配ですね」といういたわりのコメントにも「東京のメダルがよかったみたいなので、少し残念な気もしますね、、、」と応えた。 メダル劣化問題についてはスケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)のSNS投稿に始まり、その後もバドミントン男子シングルスで連覇を果たしたビクトル・アクセルセン(デンマーク)は自身のXで東京五輪のメダルとの比較動画を投稿。 明らかに3年前の東京五輪時の金メダルのほうが光沢を保っているようにも見えることで波紋が拡がっている。また男子フルーレ個人で銅メダルを獲得したニック・イトキン(米国)も獲得してわずか2週間でメダルに黒いしみが目立つなど、"悲惨な状況"にあきれる動画を自身のSNSに投稿している。 松山もこういった発言を受けて、心配が尽きない様子を見せた。 メダルの製造元であるパリ造幣局は条件付きで交換に応じる姿勢も示しているが、この点もフォロワーに問われると「あのかけてもらった時の感動がありますからね」とリアルな体験を伴っての現在のメダルを大事にしたいという意思を示した。 選手にとっても大事なメダルとあって、そう簡単にも引きさがれないだろう。オリンピアンからの告発が続く可能性も出てきそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]