海竜化石、巨体を実感 あわら・蓮如記念館で恐竜企画展
恐竜やアンモナイトなどの化石54点を並べた企画展「触れる化石展 恐竜時代の海の生き物」(福井新聞社後援)が福井県あわら市吉崎1丁目の吉崎御坊蓮如上人記念館で開かれている。目玉は海竜「モササウルス」の約1メートルの頭部と歯の化石で、巨体が実感できる。9月30日まで。 記念館によると、モササウルスは白亜紀(約1億4600万年前)に生息した史上最大の海竜の一種。体長は最大13メートル。頑丈な顎で何でも食べてしまい、映画「ジュラシックワールド」に登場し知名度が上がっているという。 約50センチのアンモナイト化石と恐竜のふんの化石の2点は触ることができる。このほか肉食恐竜スピノサウルスやマンモスの歯、シーラカンスの化石、県立恐竜博物館から借りたフクイサウルスやフクイラプトルなどの模型も展示している。 一般財団法人本願寺文化興隆財団(京都市)が、夏休みの子ども向けに企画した。化石はいずれも同財団理事の所有物。 午前9時~午後5時で火曜休館。入館料は大人500円、子ども(小中学生)400円、未就学児は無料。 8月3日午前10時から、同博物館研究員による化石教室が開かれる。予約が必要で、同記念館=電話0776(75)2200=まで。参加料は大人1500円、子ども千円(入館料込み)。