自ら握手を求めるのはNG!? 英国王室メンバーと会うときの「意外なルール」
ある日突然、一般女性がプリンセスになるというストーリーの映画を観たことがある人なら、ロイヤルの一員として行動するために学ぶべき「エチケット」や「ルール」がどれほどたくさんあるか、想像がつくかもしれません。 【写真】親近感♡ウィリアム皇太子の愛すべき「お茶目&庶民派」モーメント 実際の王室にも数々のルールがあり、ロイヤルたちは日々、それらに従って行動しています。同じように一般市民にも、ロイヤルと会う機会があったときに取るべき行動についての決まりがあります。 例えば、イギリスの王族たち、そしてロイヤルたちに接するとき、市民はどのように振る舞うべきとされているのでしょうか? そうしたルールについて、エチケットに関するコンサルタントであり、オンラインを含めた研修コースも開催しているボーモント・エチケットの創業者、マイカ・マイヤーさんに話を聞きました。 ※肩書は当時のものです。
ロイヤルに会うときの注意点
最も重要なのは、自分から行動しないことです。紹介してもらうのを待たなければなりません。また、ロイヤルメンバーには自分から握手を求めてはならず、手を差し伸べてもらったら、それに応えるのがルールです。
挨拶の仕方
イギリス王室のウェブサイトによると、ロイヤルたちへの挨拶の方法は、特に決められていません。ただ、イギリス国民には、正式な挨拶として「お辞儀、またはカーテシー(女性が行う伝統的なお辞儀の一種)」が推奨されています。 いっぽう、英国民以外はどちらも行わなくてもOKとのことですが、挨拶をすれば歓迎されるのは、もちろんのことです。
呼びかけ方
ロイヤルファミリーのメンバーで、「陛下(your majesty)」と呼ばなければならないのは、君主とその配偶者のみ。したがって現在は、チャールズ国王とカミラ王妃になります。その他のロイヤルたちの呼称は、「殿下(your royal highness)」です。
From VERANDA