ベッツ「お前らなんか“くそくらえ”って」ワールドシリーズでボール“強奪”ファンに本音吐露
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が米国の動画配信番組に出演。ワールドシリーズで起きたファンの“暴挙”を振り返った。 【写真】ベッツからボールを強奪するファン ベッツは米国の動画配信サービス「ピーコック」で放送された年末の特別番組に出演。ケビン・ハート、キーナン・トンプソン2人のコメディアンが司会を務め、2024年を振り返る番組で、今年の話題をさらったスポーツ選手や有名人をゲストに招いた。 番組内ではドジャースとヤンキースの名門対決となった今年のワールドシリーズでの“暴挙”が話題に。ヤンキースタジアムで行われた第4戦、ヤンキース・トーレスの右翼フェンス際へのフライをベッツがグラブを伸ばしてキャッチ。ところが、フェンス最前列で観戦していた男性ファン2人が暴挙に出て、1人がベッツのグラブをこじ開け、ボールをむしり取ろうと画策し、隣にいたもう1人の男性ファンもベッツの右手をつかんだ。一歩間違えれば負傷にもつながる行動に、ベッツは怒りの表情。このファン2人はもちろん、退場させられた。シーズンチケット保有者だったが、ヤンキース側が第5戦の入場禁止を通達したことも発表された。 このプレーについて感想を尋ねられたベッツは「お前らなんか“くそくらえ”って言いたかったね」と本音を吐露した。 続けて「彼らにボールを投げつけてやろうかと思った」としながらも、冷静に我に返り右翼に戻るよう自分に言い聞かせたと笑いながら振り返った。 暴挙をめぐってはドジャースのマンシーも米ポッドキャスト番組に出演した際、「MLBの全球場で生涯出入り禁止にすべき。二度と球場に近づくことさえ許されないようにね」と発言し、強い憤りを見せた。