どうすれば取得できる? バイクのお医者さん的存在「二輪自動車整備士」資格
バイク整備のプロである二輪自動車整備士になるためにはどうすればよい?
二輪自動車整備士は、バイクの点検や整備、修理などをおこなうバイク整備のプロ。車検のほかバイクをカスタムする際なども、ほかの部品との調整をしながら交換作業をおこないます。 【画像】二輪自動車整備士資格を取得した人の仕事を画像で見る(10枚) そのため、「バイクに関わる仕事がしたい」と思っている人は、「二輪自動車整備士」という仕事を選択肢のひとつに考えてみるのも良いでしょう。 そんな二輪自動車整備士になるためには、どうすればよいのでしょうか。
二輪自動車整備士になるためには、国家試験に合格しなければなりません。また1級から3級に分かれており、それぞれ受験資格の取得方法や、できる業務が異なります。 たとえば3級二輪自動車整備士の受験資格を取得するためには、3つのパターンがあります。 まず自動車や機械に関する課程を修めずに大学や高等学校、中学校を卒業した場合は、1年以上の実務経験が必要です。機械や電気、電子に関する学科のある大学や高等学校を卒業し、かつ6か月以上の実務経験がある場合も、受験資格を取得する事が可能。そして高等学校の自動車科を卒業した場合は、実務経験なしで卒業と同時に受験資格が得られます。 3級二輪自動車整備士に合格すると、オートバイや原付のブレーキやステアリングなど、部品や装置の基本的な整備ができるようになります。しかし、分解が必要となる整備や修理はできません。 そして2級自動車整備士の受験資格を取得する場合は、自動車や機械に関する課程を修めずに大学や高等学校、中学校を卒業した人は、3級合格後3年以上の実務経験を積まなければなりません。 機械や電気、電子に関する学科のある大学や高等学校を卒業した場合は、3級合格後、大学なら1年6か月、高校なら2年以上の実務経験が必要。また3級では実務経験が不要だった高等学校の自動車科の卒業者も、2級の受験資格を取得するためには2年以上の実務経験が必要です。 なお、自動車整備専門学校で二級整備士養成課程を修了した場合は、卒業と同時に受験資格が得られます。