4年に1度行われる台湾総統選挙 中国に住む台湾の有権者は──
■中国・台湾の両方の弁護士資格を持つ33歳男性
――あなたの台湾の友人は、危機感が高まる中台関係をどう捉えていますか。 「“現状維持”を望む声は多いですが、台湾に住む友人はそこまで危機感がありません。中国と台湾が、衝突なく平和に統一するのか、すぐには動かないと思っています」 ―――次の政権に期待することは。 「中国と台湾の関係回復に尽きます。例えば両国の交流。中国の友人は台湾に行きたがっているが、民進党政権の時代でほぼ中断されました。交流が途絶えれば、弁護士業務にも影響してくると思います」 ==== 次期総統が中国とどう向き合っていくのか。日本に住む私たちにも深く関わるこの動きを、注意深く見ていく必要があります。 (NNN中国総局 森葉月)