「革新者集まれ!」トヨタがCESで実証都市「Woven City」への参加を呼びかけ
より多くの参加企業や住民を
モビリティのテストコースとして位置付けられているWoven Cityでは、モビリティの拡張を目指すトヨタやそれ以外の企業が、新たなプロダクトやサービスを生み出す実証の場だ。そこに参加する企業をInventors(発明家)とし、今までENEOS、日本電信電話(NTT)、リンナイが参加していたが、新たにダイキン工業、ダイドードリンコ、日清食品、UCCジャパン、増進会ホールディングスが新たにInventorsとして参加を表明している。今後はスタートアップや大学、研究機関なども呼び込んでいく方針で、一つの取り組みとして、2025年夏頃にアクセラレータープログラムの募集を開始する。 豊田氏は「トヨタはこの街にどれだけの費用をかけているんだと考えているかもしれないが、それは大きな問題ではない。なぜなら、グローバル市民としてトヨタには全体の将来に対して責任があると考えているからだ。われわれは発明は『掛け算』によって生まれると考えている。ウーブンシティはコラボレーションの核となる場所だ。未来は人によってだけでなく心によって動く。違いや変化を生み出すこの話に共感を持つ人は、ぜひウーブンシティに来てほしい」と呼び掛けている。 ≫その他の「CESレポート」の記事はこちら (取材協力:パナソニック コネクト)
MONOist