【秋華賞】決め手は連対率50%超え「牝馬の国枝」 ステレンボッシュの二冠達成をデータが後押し
相性抜群の「国枝栄厩舎」が決め手
秋華賞のデータをまとめてみよう。 【好走率アップ】 A「国枝栄厩舎所属」 B「前走オークス」 C「前走4着以内」 【勝ち馬なし】 D「前走ローズS(※2016年以降勝ちなし)、または条件戦」 E「前走0.5秒以上負け」 F「前走5番人気以下」 【連対馬なし】 G「前走6着以下」 H「前走1700m以下」 好データが多いのはやはり桜花賞馬ステレンボッシュ(ABC)と、オークス馬チェルヴィニア(BC)。マイナスデータはともにない。どちらにも二冠達成の可能性は十分ありそうだが、より期待できるのはプラスデータ3つのステレンボッシュだ。 データAの「国枝栄厩舎所属」の馬は9頭が出走して3勝、2着2回。「牝馬の国枝」の名に違わぬ活躍ぶりである。ほかにプラスデータを3つ持つ馬もおらず、データ上も文句なし。二冠達成の可能性が高いのは、ステレンボッシュとみた。 相手候補はプラスデータ2つ、マイナスデータなしのチェルヴィニア。ほかに同条件の馬は見当たらず、桜花賞、オークス勝ち馬での◎、◯となった。 この2頭以外にマイナスデータを持たないのは、近年存在感を見せている紫苑S組のミアネーロ(2着)とボンドガール(3着)だ。前走着順データでは、同2着馬の勝率が最も高いので、▲ミアネーロ、△ボンドガールの順番とする。 残った馬は何らかのマイナスデータに該当。上位人気が濃厚な2頭が◎、◯なことから大きな配当は期待ができず、印は4頭にとどめたい。 ◎ステレンボッシュ ◯チェルヴィニア ▲ミアネーロ △ボンドガール 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 ツイていないことが続いたので、神社にお参りに行ってきました。行ける範囲の神社にどんなご利益があるか調べると、いろいろあるものですね。御朱印集めをする人の気持ちが分かる気がしました。
門田光生