TBS、日本のコンテンツを世界へ 龍宝社長「いろいろな国の方にフィットするように届けていきたい」
TBSが1日、都内でセミナー「メディアグループからグローバルコンテンツカンパニーへ~グローバル化ビジネス元年から始めるTBSの世界戦略」を開催した。 龍宝正峰社長は「その土地土地に合わせてフィットしていく。相手をローカライズして、色々な国の方にフィットするように届けていきたい」と取り組みを紹介。時間や場所を超えた情報を届ける「Timeless Value」を目指し、TBSや同グループが制作・出資したコンテンツやリソースを世界に向けて幅広く発信しているという。 23年にはグローバルコンテンツに特化した最新鋭の大規模スタジオ・M6スタジオを設立。同年12月には冨樫義博作の人気漫画「幽☆遊☆白書」を実写ドラマ化して全世界に発信し、国内外で話題となった。 TBSは今後も「国内のメディアグループから、世界のメディアグループになる」ことを目指し、8月に韓国・Something Special社とのドラマなどのコンテンツ共同開発で合意。同社副社長のキム・インスン氏は「私たちはアジアの創造性がすでに素晴らしいと思っていて、主にこのアジアの創造性を引っ張っているのは日本と韓国です。そのため私たちは常に、協力すれば相乗効果が得られると考えました」と関係構築を喜び、翌25年2月に発表予定の共同開発作品にも言及していた。
報知新聞社