南海トラフ地震臨時情報 初の巨大地震注意 県が警戒体制 広島
8日、気象庁が発表した南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を受け県は警戒体制をとり注意を呼びかけています。 気象庁は日向灘の地震を受けて南海トラフ地震想定震源域で平常時より巨大地震の可能性が数倍高まっているとし、「巨大地震注意」を発表し今後1週間程度特に注意が必要と呼びかけました。 県の危機管理課は職員を24時間常駐させる警戒体制をとり、9日の会議で体制などを確認しました。 県の被害想定ではマグニチュード9クラスの地震が発生した場合に、沿岸部で最大震度6強、津波は最大で3m程度の到達を予想しています。 県危機管理課 松岡靖樹課長「通常の生活をとっていただくのは全然構いませんので、ただ地震の備えをこの際、再確認していただくとともに今後1週間程度は地震や津波の情報に注意していただきたいと思っています」 県はホームページのトップ画面へ情報を掲載するなど注意を呼びかかけています。