一発退場の清水FW北川航也、本来は3試合出場停止処分も…実質2試合で来季J1開幕戦は出場可能に
Jリーグは29日、清水エスパルスのFW北川航也に関する処分について発表した。 清水は27日に行われた明治安田J2リーグ第36節で栃木SCと対戦。1-0で勝利してJ1昇格を決めた試合となったが、北川は終盤にスライディングでのファウルを受けたMF森俊貴に対して右肩を蹴る報復行為にでてしまい、レッドカードを提示された。 【2024シーズン J1リーグ】優勝&残留争いまとめ | J2、J3の昇格・降格状況もチェック この行為について、Jリーグ規律委員会は「同選手のファウルを受け両選手ともに倒れている状態で、相手競技者の右肩に対して左足で過剰な力を用いて蹴った行為は、『選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)』に相当する」と判断。3試合の出場停止処分と罰金15万円を科した。 一方で、「ただし、同大会の全日程が11月10日を以て終了すること、出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないこと」ため、北川の出場停止試合は11月3日のいわきFC戦と同10日のロアッソ熊本戦の2試合に。これにより、北川は来季のJ1開幕戦に出場できることになっている。