観光バス、高架に衝突 乗客1人死亡、14人けが 台湾・高雄
（高雄中央社）20日午後8時27分ごろ、南部・高雄市仁武区で、一般道を走っていた観光バスが事故を起こしたと高雄市政府消防局に通報があった。バスは高速道路の高架に衝突しており、乗客乗員27人のうち、乗客1人が死亡、14人がけがをした。運転手は警察による事情聴取の後、過失致死容疑で送検された。 現場は一般道が高速道路の高架をくぐる形で交差しており、バスは高さ制限が2メートルの側道に進入していた。衝突の影響でバスは車体上部が大きく壊れた。 警察によれば、乗客らは南部・嘉義県の景勝地、阿里山に向かう日帰りツアーに参加した帰りだった。運転手は、現場直前の標識が示していた高さ制限は車高よりも高かったなどと供述しているという。 （張已亷／編集：齊藤啓介）
