住宅街に現れたサルを捕獲 バナナなどでおびき寄せ 網で捕まえる 24日から目撃情報が相次ぎ かまれるなど住民ら3人けが 29日には「サルが窓ガラスをたたいている」と通報も
広島県廿日市市の住宅街で首輪が付いたサルの目撃が相次いでいて、周辺ではけが人などの被害が出ています。市などは29日午後3時ごろ、このサルを捕獲しました。 【画像を見る】サルが捕獲された瞬間や窓ガラスを叩く様子など サルが出没したのは、廿日市市の大野地区です。警察によりますと、29日午前6時半ごろ、「サルが窓ガラスをたたいている」と住民から通報がありました。 このほかにも警察や市などに24日以降毎日、サルに関する通報が相次いでいて、消防には27日午後4時ごろ、50代の女性から「サルにかまれた」という119番通報がありました。女性は手と足首をかまれていて、市内の病院に救急車で搬送されたということです。 ほかにもこのサルに襲われた人がいて、あわせて3人がけがをしているということです。 近くのデイサービス施設の職員 「階段から上がってきて、ベランダに来る。中に人を見たら、もう窓ガラスに向かって襲ってくるみたいな感じです。なので外にいたら大変だと思います。めっちゃ怖いです」 市によりますと、サルには首輪が付いていて、県の動物愛護センターなどが捕獲すべく、29日朝からバナナなどでおびき寄せ、檻や網、麻酔銃などを用意。先ほど午後3時ごろ、網でサルを捕まえました。
中国放送