関東エリアでの強盗事件を想定 高速道路の料金所で防犯訓練【長崎県大村市】
高速道路の料金所で関東地方を中心に相次ぐ強盗事件を参考に、複数人による短時間の犯行を想定した強盗を想定した防犯訓練が行われました。 「お腹が痛くて・・・動くな!」 大村料金所の事務所で行われた防犯訓練です。 体調不良のふりをして2人組の男が事務所に押し入り、拳銃と刃物で職員を人質に金を要求するという想定です。 NEXCO西日本長崎高速道路事務所では毎年、通行料金を取り扱う料金所の事務所で強盗を想定した訓練をしています。 今回は犯人役を金を奪う役と脅す役に分け、短い時間で犯行が行われると想定しました。 関東地方などで相次ぐ強盗事件と同様の手口です。 大村料金所は県外につながる高速道路や長崎空港があり、犯人グループにとって複数の逃走経路がある場所です。 訓練では警察への通報の手順も確認しましたが、通報内容については課題も出ました。 実際に参加した人 「犯人の持っているものや服装を覚えてるようでおぼえていない」 西日本高速道路サービス九州 長崎支店大村料金所 駒庭和則 料金所長 「出来るだけ犯人の特徴を記憶にとどめておくことを今後にいかしたい」 県警では、料金所に限らず、日頃から犯人の特徴などをどのように覚えて通報するかも確認しておいてほしいと話していました。
テレビ長崎