石川県産養殖カキと地酒で被災地応援 宇和島の飲食店、売り上げ一部を寄付へ(愛媛)
能登半島地震の被災地を応援しようと、愛媛県宇和島市丸之内1丁目の「じゃこてんバル まっすぐや」は、石川県から仕入れた養殖カキと地酒の提供を始めた。2日までの数量限定で、売り上げの一部を寄付し復旧復興に役立てる。 店主の薬師神真直さん(49)によると、何か支援できないかと考えていたところ、知人の荻原智佳さん(38)のつながりで、石川県七尾市で養殖カキを生産する坂下水産から被災地支援へ1個当たり50円の義援金が付いたカキの購入が実現した。 提供は2月29日に始めた。荻原さんは「能登カキの知名度を広げていくことで復興につながれば」と話し、薬師神さんは「ご縁を大切にしたい。希望する声があれば第2回も前向きに考えたい」としている。
愛媛新聞社