ナビ・ケイタ、メンバー入り拒否でブレーメンが契約解消検討か…指揮官も「チームスポーツでは考えられないこと」と憤り
ブレーメンはギニア代表MFナビ・ケイタとの契約を解消するかもしれないようだ。地元メディア『.butenunbinnen.de』が伝えている。 ブレーメンは13日に敵地で臨んだブンデスリーガ第29節でレヴァークーゼンと対戦し、0-5で大敗。レヴァークーゼンがリーグ初優勝を決めたこの試合だが、ケイタは前日に先発起用されないことを知らされると、遠征メンバー入りを拒否していたことが発覚した。 オーレ・ヴェルナー監督は14日付けのドイツ紙『ビルト』で「正直、ナビがスタートしない決断は驚くようなものではないはずだ。その後、彼が帰宅し、レヴァークーゼンに同行しないと決めたことを知らされた。特に我々の選手層(の薄さ)を見ると、この振る舞いはすべてを物語るだろう」と怒りのコメントを発していた。「彼がやったことはチームスポーツでは考えられないことだ」とも憤りを隠せない様子だった。 そして、『.butenunbinnen.de』によると、クラブは15日にケイタを2日間練習から外し、17日に処分を発表するとのこと。選手やその代理人とミーティングした上で、出場停止に加え罰金処分を科す可能性、或いは契約の解消を求めることも考えられるという。 なお、リヴァプールとの契約が満了した現在29歳のケイタは昨夏に2026年までの契約でブレーメン入り。負傷離脱やアフリカネイションズカップ出場で、クラブではここまで公式戦5試合の途中出場にとどまっている。