森保J活動中にソシエダFDが退任発表…感謝語った久保建英「何回も断ったのに2回、3回とオファーをくれた」
日本代表MF久保建英が14日、北中米W杯アジア最終予選・インドネシア戦の前日練習後、現地ジャカルタで報道陣の取材に応じ、ソシエダのフットボール・ダイレクターを今季限りで退任することが発表されたロベルト・オラべ氏(57)への感謝を語った。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 オラべ氏は2016年3月からソシエダのスポーツ・ダイレクター、18年3月からはフットボール・ダイレクターを務めてきた敏腕フロント。久保をはじめとした数々の若手選手をソシエダに招き入れたほか、MFマルティン・ウーデゴール(現アーセナル)、FWアレクサンデル・セルロート(現A・マドリー)といったローン移籍の獲得選手も有効に使い、ソシエダを欧州カップ戦常連クラブに導いてきた立役者だ。 発表から一夜明けた14日、久保に“恩人”への思いを問うと「感謝しかないですね」とコメント。「さっき僕も(発表を)見ましたけど、彼はしっかり当たり補強もいっぱいして、あとはレンタルで獲ってくる選手もすごくいい選手ばかり獲ってきますし、チームの補強ポイントをしっかり見極めている」と同氏の貢献度の高さを口にした。 さらに「僕は寂しいですね。連れてきてもらっていることもあるし、しかも僕は何回もソシエダを断っているのに2回、3回とオファーをくれたんで」とR・マドリー時代にオファーを断った過去にも言及。「本当に寂しくなりますね。でもステップアップするんじゃないですかね。わかんないですけど(笑)」と新たなキャリアもほのめかしつつ、別れを惜しんでいた。