西武・武内夏暉 (C)Kyodo News

◆ 「なかなかできないですよ」 　西武は3日、頼れるドラ1・武内夏暉の好投＆松原聖弥が3打点の活躍を見せ、連敗を「5」で止めた。 　先発した武内は、初回に二死から辰己涼介に四球を与えるも、続く浅村栄斗を二直に打ち取り、上々の立ち上がりを見せると、その後も楽天打線を翻弄。例のごとく、ルーキーらしからぬ落ち着いた投球を披露した左腕は、7回109球、5安打無失点と好投。打線は松原聖弥が2安打3打点と活躍を見せルーキーを援護した。 　チームトップの7勝目を挙げた武内について、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の田尾安志氏は「凄いバッターがいても怖がらないですよね、向かっていきますから。自信がないとこんなピッチングはなかなかできないですよ」と高評価。 　同番組に出演した五十嵐亮太氏は、武内の新人王獲得について問われると「可能性は一番高いですよね。規定投球回まであと2回ですしね」とコメント。続けて「チーム状況が苦しいとピッチャーはストライクゾーンに投げるのが怖くなるんですよ。そういったこともなく、自分のピッチングを続けられているのは凄いと思います」とこちらもルーキーを大絶賛した。 　また移籍後初のマルチ安打を放った松原聖弥について五十嵐亮太氏は「チームが変わって、本人も気持ちがガラッと変わったと思うのでね、それを力に変えて頑張って欲しいですよね。西武には“起爆剤”が必要なので、そういった役割を果たしてもらいたいですね」と今後の活躍に期待を込めた。 ☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』