氷見市の林市長が退任「幸せに暮らせる氷見市に」
KNB北日本放送
氷見市の林正之市長は病気の治療に専念するためきょうで退任しました。 退任にあたっての訓示では能登半島地震からの復興を果たし、市民が幸せに暮らせる氷見市になるよう取り組んでほしいと述べました。 きょう夕方の退任式に林市長は、初登庁などの際に着用した緑色のネクタイ姿で臨みました。 そして市の職員や市議会議員などおよそ70人を前に、7年7か月の市政運営を振り返り、地震からの復旧復興が市長として与えられた最後の職務になったと述べました。 林正之市長「氷見市の未曽有の大災害からの復旧が私の使命と思ってきた 任期途中で退任することは痛恨の極みで市民に申し訳なく思っている」 そのうえで今後は、菊地新市長のもとで復興を進め、市民1人1人が幸せに過ごせる氷見市を願っていると述べました。 このあと林市長は、市役所の玄関で花束を受け取り、職員と握手を交わして市役所を後にしました。 後任の菊地新市長はあすから任期が始まります。