【ナゼ】ゴミ出しの悪質なルール違反に福島市が新規定!違反ゴミを捨てた人を特定?さらに公表も!? 「そこまでしなくても…」新条例制定で果たして改善に向かうのか―?
住民一人一日当たりのゴミの量が全国ワーストの福島県。ゴミ出しの悪質なルール違反に福島市が新条例制定へ!『ゴミの開封』や『氏名公表』も?誰が・どこで・どんな方法で・個人のゴミを開けるのか?プライバシー保護という高い壁を、福島市はどう乗り越える? 【写真で見る】「子どもがいるから困る」「必要なコストなのでお金かけるべき」東京23区の“ゴミ袋有料化”検討に様々な声…現役清掃員芸人が提言「ゴミを減らすのは、お金持ちへの一歩」
■福島市で深刻化する違反ゴミに市長が新条例制定へ 世間は反対意見多数も、ゴミ清掃芸人・滝沢さんは注意喚起「直らない人は、徹底的に直らない」
人間が生活する中で必ず生み出してしまうゴミ。実は今、福島市は、深刻化するゴミ出しのルール違反に直面しているといいます。 (福島市・木幡浩市長) 「不適正なゴミの排出をして、その人たちはそれで許されるんだと。適正に処理される方に、申し訳ない。ゴミの適正排出を“市民の責務”として、明確にしたい」 2022年度、国民一人が出すゴミの量は平均で一日880gですが、福島県は富山県と並ぶワーストの1021g。中でも福島市は、県平均を大きく超える1080gで、全国平均よりも一日200gも多くゴミを出しています。 さらに、福島県のリサイクル率は12.8%と、全国46位。一方で、富山県は21.5%で、全国12位です。つまり、福島市民は年間で一人当たり、全国平均より73kgも多いゴミを捨てていることになるため、木幡市長は状況改善のため、思い切った策に出ました。 (木幡市長) 「違反ゴミの“開封調査”ができるという形に、規定を盛り込む。勧告に従わない場合には“公表”」
“悪質な違反”の場合は、まずルール違反のゴミにシールを貼って警告し、改善しなければ『市職員がゴミを開封』します。そして『個人・事業者を調査』し、特定できれば『改善勧告』を行います。それでも改善されなければ、『氏名や事業者名を公表する』といった内容を盛り込んだ条例を、2024年内に議論し、これが通ると、2025年3月以降に施行される予定とのことです。 なぜ、開封調査の条例化を進めているのかというと、福島市の木幡市長は「ゴミ自体が個人の所有物とされると、法律上、開けることに限界がある」とのことで、条例に盛り込む方針を示しました。
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