まるで農作業?アレックス・ノレン が8年間続けている究極の素振り
それにしてもこれだけやると、逆にアウトイン軌道にもなりそうなものだが…。「GCクワッド(弾道測定器)で数字をいつも測って、軌道をチェックしている。いいときはいつもちょっとだけインサイドアウトかな。カット(アウトイン軌道)になったことは一度もないよ(笑)」。数字で裏付けもとっているわけだ。動きは同じでも、7、8年前に比べてその点は進化しているかもしれない。ペルシャムコーチは「球がつかまらないアマチュアの方には、アレックスの素振りはおススメしないよ。余計につかまらなくなっちゃうからね」とおかしそうに笑った。 先週の「CJカップバイロンネルソン」で3位に食い込むなど今は上り調子。2日目を終えて暫定33位タイのノレンは、ホールアウト後練習場に直行。残り2日での巻き返しを図るべく、お決まりのシャドースイングを繰り返していた。(ノースカロライナ州シャーロット/服部謙二郎)