来たぞ米坂線車両、鉄道ファン楽しむ 置賜３市町でフラワー長井線まつり
フラワー長井線まつりが20日、長井、赤湯（南陽市）、荒砥（白鷹町）の各駅で開かれた。長井市ではＪＲ米坂線の車両を用いた臨時列車が今泉―長井間を走り、鉄道ファンらを喜ばせた。 臨時列車は市制施行70周年記念企画で、両路線が乗り入れる今泉駅発着で往復運行した。県外を中心に45人が乗車し、鉄旅タレントの伊藤桃さんがガイド役を担った。鉄道が大好きという南陽市沖郷小3年の高橋柊向（ひなた）さん（9）は「（今泉駅で）ポイントの切り替えを車内から見られた。記念になった」とうれしそうだった。長井駅には30人ほどが集まり、到着した車両を熱心に撮影していた。 長井線を運行する山形鉄道や沿線の応援団体などでつくる実行委員会が主催。運賃が終日片道100円となり、家族連れが乗車した。長井駅周辺のマルシェには約50の飲食、体験ブースが並び、地元の小中高生らが吹奏楽演奏などで来場者を楽しませた。
