巨人・小林 活躍の裏にあった東京Dでの一人の時間 サウナでは瞑想も「自分自身を奮い立たせないと」
◇セ・リーグ 巨人2―1ヤクルト(2024年5月10日 神宮) 【記者フリートーク】小林はイタズラ好きで、コミュニケーション能力が高い。だが昨年オフは多くの選手が練習に訪れるジャイアンツ球場ではなく、汗を流す選手が少ない東京ドームのトレーニングルームを使用し、あえて一人の時間をつくった。 理由は「“来年どうやったら良い結果が出せるかな”とか、一人でトレーニングをやりながら考える」ため。「良い時間だった」と振り返る。 トレーニング後にはサウナに入り瞑想(めいそう)する時間もつくった。昨季は21試合のみの出場に終わり、巻き返しを狙う今季に懸ける思いは強い。「自分自身を奮い立たせないといけないと思った」。いつでも、誰とでも、明るく、気さくに話せる小林だからこそ、必要な時間だった。(巨人担当・小野寺 大)