国道のガードレール突き破り約50m下の谷底へ転落 軽自動車の後部座席の86歳母親死亡 50代息子2人搬送 徳島・美馬市
徳島県美馬市の国道で7日、家族3人が乗った軽自動車がガードレールを突き破り、谷底に転落しました。 後部座席に乗っていた86歳の母親が死亡し、息子2人が病院で治療を受けています。 7日午後5時ごろ、美馬市美馬町の国道で、「山道で車が、がけから落ちた」と、車で通りがかった男性から警察に通報がありました。 警察によりますと、男性(57)の運転で国道438号を走っていた軽自動車が、ガードレールを突き破り、およそ50メートル下の谷底まで転落しました。 この事故で、後部座席に乗っていた男性の母親(86)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。 運転していた男性と、助手席に乗っていた男性の弟(53)は病院に搬送され、2人とも命に別条はないということです。 弟が谷を上って国道に戻り、車で通りがかった男性に通報を依頼しました。 現場は、片側1車線の左カーブで、警察は事故の詳しい原因を調べる方針です。
ABCテレビ