国民・玉木雄一郎代表「解散総選挙は早まるだろう」岸田政権に一定評価も 総裁選不出馬受け
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が14日、岸田文雄首相が自身の任期満了に伴う9月の自民党総裁選不出馬を表明し、退陣意向を示したことに関して「いずれにせよ、新しい総裁が選ばれれば解散総選挙は早まるだろう」との見通しを示した。 【写真】23年度補正予算衆院通過後、握手を交わす玉木氏と岸田首相 玉木氏は「岸田総理が総裁選不出馬を表明された。岸田総理が身を引くことで、政治とカネの問題に対し組織の長としてけじめをつけたことは評価したい。また、我が党が最優先課題と位置付けてきた『賃上げ』対策に積極的に取り組み一定の成果を出したことも率直に評価できる」と、約3年間の岸田政権の成果指摘した。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件に触れ「しかし、自公維の賛成で成立した改正政治資金規正法は『ザル法』のままで、後継総裁には第三者機関の設置など検討項目を速やかに具体化する責任がある。自民党の裏金問題で政治に対する信頼が著しく失われた。今は自民党の危機ではなく日本の危機だ」と強調した。 玉木氏は「単なる自民党政権維持のためではなく、日本再生のための政治の刷新が必要だ。野党もまた変わらなければならない」とコメントした。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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