【シンザン記念】徹底解析!波乱の3歳重賞で急浮上した伏兵候補
1月8日(月)に行われるシンザン記念(G3、京都芝1600m)。今年は2020年以来、4年ぶりに京都での開催となる3歳重賞です。 出走馬のキャリアが少なく、予想の難しい重賞とあって波乱決着もしばしば見られるこのレース。どの馬を買えばいいのかわからない……とお悩みの方も多いはず。 そこで今回は2011~20年の過去10年における傾向をもとに好走傾向を調査。その結果、意外な馬が該当、大穴候補として浮上しました!どうぞ最後までお見逃しなく! まず注目したのは「前走距離」で、なんとこのレース、前走マイル以外の馬が大苦戦中なのです。 ▼シンザン記念「前走距離」別成績 延長 [0-1-2-40]複勝率 7.0% 短縮 [1-1-2-16]複勝率20.0% 同距離[9-8-6-52]複勝率30.7% (※過去10年、京都開催に限る) 新年の1月に行われるシンザン記念。前年の12月にはマイルの2歳G1が2つ開催されています。そこを目指しながら、惜しくも除外などで出走を逃した馬も集まりやすい重賞なのでしょう。結果としてマイル以外を使ってきた馬が経験や素質の差で好走を逃しているものと推測できます。 さて「前走マイル」組が有利なのは良いとして、それだけではとても絞り切ることはできません。そこで次は、前走マイル組の中でも「脚質」別で見た成績をご紹介します。 ▼シンザン記念「脚質」別成績 逃げ・先行[6-4-2-14]複勝率46.2% 差し・追込[3-4-4-38]複勝率22.4% (※過去10年、前走芝1600m京都開催に限る) 開催の初週と言うこともあり、やはり前に行く馬が圧倒的有利。これだけでも予想のきっかけとしては十分ですが、ここでさらにあと一押し! 「前走4コーナー1~2番手」で通過していた馬が[4-2-2-16]と好調で、14年1着のミッキーアイルなどはもちろんのこと、 20年3着 コルテジア(9人気) 18年2着 ツヅミモン(7人気) 12年2着 マイネルアトラクト(9人気) 11年1着 レッドデイヴィス(7人気) などの伏兵も多数該当。ここさえ押さえておけば、的中の可能性は大きく上がるでしょう! さて今年、「前走マイル」かつ「前走4コーナー1~2番手」で通過した馬は、ノーブルロジャー、フェリーニ、メイショウサチダケの3頭。このうちフェリーニとメイショウサチダケは人気薄が予想され、激走すれば高配当は必至。ぜひとも馬券に加えておくことをお勧めします!
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