細川家愛刀の刀剣男士描いたグッズ販売 ゲーム制作会社、熊本県に113万円寄付
人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」の制作会社ニトロプラスが28日、企業版ふるさと納税を活用し、熊本県に113万円を寄付した。2022年に「雅 細川家の歴史と美」展を開いた熊本県立美術館と連携し、制作・販売したアクリルジオラマスタンドの売上利益の全額。同館所蔵の刀剣の修理や展示などに役立てる。 東京・日本橋のニトロプラスを訪れた木村敬知事に小坂崇氣[たかき]社長が目録を手渡した。早田章子[あきこ]館長とくまモン、刀剣乱舞ONLINE宣伝隊長「おっきいこんのすけ」も交えて懇談。木村知事は「今後も連携していただき、豊かな熊本の歴史、文化の発信につなげたい」と述べた。 アクリルジオラマスタンドは、肥後細川家2代忠興の愛刀「歌仙兼定[かせんかねさだ]」を擬人化した刀剣男士とくまモン、熊本城が描かれている。(小多崇)