人気漫画家・鳥山明さん追悼作品「ココロノケモノ」も…高知市展に480人が646点を出品【高知】
高知さんさんテレビ
高知市に個性豊かな芸術作品が大集結!審査がなく誰でも出品できる「高知市展」が開催されています。 川の両岸を彩る満開の桜。ピンクと水色のコントラストが印象的です。 高知市のかるぽーとで開かれている「高知市展」。県内在住または県出身者が寄せた作品を展示しています。 高知市文化振興事業団・岡村聡徳さん: 「高知市展はアンデパンダン方式なので、公募の無審査展となっております。全ての方の作品を展示をする形になりますので、幅広い作品を見ることができる作品展となっております」 今回、出品したのは16歳から97歳の480人。会場には陶芸や写真など10部門、あわせて646点が展示されています。 今回から高知市展に未発表の作品であれば、他の展覧会などで発表した作品も出品可能に。そのためコロナ禍以降、最も多い作品数になりました。 会場でひと際目立つこちらの作品。 高知市の平地正利さんが制作した「ココロノケモノ」です。 人気漫画家・鳥山明さんを追悼するため漫画のキャラクターをモチーフにした大猿は手に白い花を持っています。実はこの作品、家庭でもよく目にするアレで作られていました。 川村和久アナウンサー: 「この作品、今にも動き出しそうです。実は発泡スチロールでできています」 獣の迫力ある目や口が発泡スチロールで精巧に作られています。毛も一本ずつ忠実に再現され、今にも叫び声が聞こえてきそうです。 他にも高知市の姉妹都市・北海道北見市から寄せられた、雪国ならではの一瞬をとらえた写真や絵画も展示されています。 訪れた人は個性豊かな作品の世界に浸っていました。高知市展はかるぽーと7階の市民ギャラリーで6月9日まで開催されています。
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