アメリカ「即時停戦」を黙認…変化の背景は? 今後停戦は? ガザ情勢
■深刻化するガザ情勢… 孤立させないために
有働キャスター 「厳しい状況でなかなか出口が見えないわけですが、辻さん、どう思われますか」 辻愛沙子・クリエイティブディレクター(『news zero』パートナー) 「引き金になったハマス側の大規模攻撃は、変わらず非難されるべきことだと思います。とはいえ、この半年間のイスラエル側の攻撃は、一線を越えているなと感じます。逃げ場を奪い、その上3万人を超える何の罪もない人たちの命を奪い続けている現状は、もはや報復ではなく虐殺と、国際社会から批判されてしかるべきだと思います」 「私自身も傍観しないでありたいなと思いますし、せめて関心だけでも寄せてガザを孤立させないようにしないと、と思います」
有働キャスター 「今回インタビューに応じてくださった国連機関UNRWAの清田明宏保健局長は『ここまで人間の尊厳や生きる希望を奪っていいのか』『国際社会は見捨てていないんだ』ということをガザの人たちに伝えなければ、と強く訴えていました」 「バイデン政権はもっと踏み込んでラファへの侵攻を止めてほしいですし、今こそ、国際社会が結束してガザの人々を見捨てない、という決意を示すときです」 (3月27日放送『news zero』より)