‘21年の全米オープン準Vフェルナンデス 熱戦制し東レPPO8強へ<女子テニス>
東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024
女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024(日本/東京、ハード、WTA500)は23日、シングルス2回戦が行われ、第8シードのL・フェルナンデス(カナダ)が世界ランク68位のV・グラシェバ(フランス)を6-0, 3-6, 7-5のフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。 【内島萌夏、石井さやから 東レPPO組合せ】 22歳で世界ランク35位のフェルナンデス。2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準優勝を果たし、その名前を多くのテニスファンに知らしめた。これまで、通算3つのシングルスツアータイトルを獲得している。 今大会は1回戦でラッキールーザーで出場した世界ランク143位のA・サスノビッチと対戦したが、サスノビッチがフェルナンデスからみて5-7, 6-2, 5-2の時点で棄権したため2回戦進出を決めた。 2回戦の第1セット、フェルナンデスは3度のブレークに成功するなど、相手に1度もゲームを取らせず6ゲームを連取。第2セットは一進一退の攻防となるなか、第8ゲームでこの試合初めてのブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。 ファイナルセット、第2ゲームでブレークしたものの、直後の第3ゲームでブレークバックを許す展開に。それでも6-5で迎えた第12ゲームで勝利を決めるブレークに成功したフェルナンデスが2時間15分で勝利し8強入りを決めた。 準々決勝では第1シードのジェン・チンウェン(中国)と世界ランク57位の内島萌夏のどちらかと対戦する。