『リアル・ペイン～心の旅～』©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

　ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めた映画『リアル・ペイン～心の旅～』の公開日が2025年1月31日に決定し、あわせて予告編と日本版キービジュアルが公開された。 【写真】『リアル・ペイン～心の旅～』場面写真 　第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した本作は、かつて兄弟同然に育ち、近年は疎遠になってしまった従兄弟が数年ぶりに再会し、亡くなった最愛の祖母を偲ぶため、彼女の故郷ポーランドを旅するロードムービー。『ソーシャル・ネットワーク』や『ゾンビランド』シリーズなどに出演し、『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たしたアイゼンバーグの監督第2作で、プロデューサーには前作に引き続きエマ・ストーンが名を連ねている。 　ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド（ジェシー・アイゼンバーグ）とベンジーは（キーラン・カルキン）は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な2人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。 　アイゼンバーグが演じるデヴィッドの従兄弟・ベンジー役で、『メディア王～華麗なる一族～』のキーラン・カルキンがW主演を務める。さらに、教養があり温厚なツアーガイドのジェームズ役でウィル・シャープ、離婚したばかりで自分探しの旅としてツアーに参加し、ベンジーともすぐに意気投合するマーシャ役でジェニファー・グレイが出演。そのほか、ライザ・サドヴィ、ダニエル・オレスケス、カート・エジアイアワンがキャストに名を連ねている。 　公開された予告編には、空港からポーランドのツアー旅行に参加し、様々な地を巡りながら、旅行の目的地であるナチス・ドイツが設置した強制収容所のひとつ、マイダネクへ向かう道中、家族のルーツやそれぞれの人生の葛藤と向き合う2人の姿が映し出される。デヴィッドはブルックリンの自宅に妻と子供がいて、華やかさはないものの安定したIT業界で働き、対するベンジーは情熱的でチャーミング、自由奔放で人を魅了するが、どこか危うさを合わせ持つ、アンバランスな一面も垣間見える。しっかり者のデヴィッドとどこか子どものようなベンジーが、時に騒動を巻き起こしながらもツアー旅行に参加する様子が描かれている。 　あわせて、美しい風景の中、寄り添うデヴィッドとベンジーの姿が捉えられた日本オリジナルのキービジュアルと、ほかのツアー参加者の姿を切り取った場面写真も公開された。