<片岡凜>「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介から学んだこと いづみの正体を知って「1話から台本を読み直した」
神木さんを含め、そうそうたる面々との現場は「お芝居しているようでしていないみたいな感じがあって、ご一緒させていただいて、すごく勉強になっています」と俳優としての糧になっているようだ。
◇尾美としのり、宮崎吐夢と“昭和のエンタメ”で盛り上がる
共演している叔父役の尾美としのりさんと父役の宮崎吐夢さんとは「昭和のエンタメに私、ちょっと興味があるんですけど、お二人がすごく熱くお話してくださった」と、現場で盛り上がったという。
「映画が一番すごかった時代のこととか、その後、テレビドラマが台頭してきて、現場の雰囲気はこうなっていったんだよとか、いろんなお話を聞きましたね。皆さんが初めて見た映画の話とか、当時、映画は2本立てで上映されていたこととか、とても興味深いお話がいっぱいありました」
ちなみに片岡さんが興味を感じた“昭和から平成初期のエンタメ”は、「私が小さいときに父がよく見ていた『過ぎし日のセレナーデ』(フジテレビ系、1989年)とか。出演されてる方のお芝居が本当にリアルで素晴らしいという話を前に父から聞いていて、『芝居をやるなら絶対に見た方がいいぞ』と言われて。あと、『高校教師』(1993年、TBS系)など好きな作品がいっぱいありますね」と目を輝かせる。
尾美さんとは「ガッツポーズみたいな、一緒に拳を合わせたり、台本にはないですけど……」とアドリブでやったりしているといい、「小道具使ったりとか、自由にやらせていただいてます」と伸び伸びと演技できているようだ。
◇池田エライザは「色気があってすてき」
片岡さんは現代パートに出演しているため、端島で展開されている過去パートは一視聴者として見ている。「台本はもちろん読んでいるんですが、実際にやっぱり画(え)として見ると、キャラクターがよく分かって、大変なことになっているので、どうなるんだろうと思って、一視聴者としてすごく楽しんでます」と話す。