愛子さまが社会人に――今年は“単独公務”も? 皇室の存続どうする…自民党「男系男子の養子」も議論へ【#みんなのギモン】
■仕事と公務の両立で…「お言葉」も?
近野解説委員 「では、皇族の一員としての公務はどうでしょうか。愛子さまは今年、単独公務デビューをしてお言葉を述べられる姿が見られるのではないかと、注目されています」 「社会人としての仕事と公務を両立できるように、嘱託職員として働くということです。遠くないうちに単独の公務に臨まれる日が来るかもしれません」 徳島えりかアナウンサー 「最近、昼食会などの様子を拝見していても、本当に堂々とされていて、これからより様々な場でお見かけできるようになるのかなと思うと楽しみですね」 近野解説委員 「そういった機会が、日本赤十字社のお仕事と並行してこれから私たちの目に触れることが多くなってくるかもしれません」
■皇族が減少…若い世代の男女比は
近野解説委員 「今後、様々な重要な公務がある皇室の担い手の1人ということで愛子さまは期待されていますが、以前から皇族全体の減少が課題になっています。今、皇族は 17人の方々で構成されています」 「若い世代では、悠仁さま以外は愛子さまを含めて5人全員が女性です。女性の皇族は今の制度だと結婚すると皇族の身分を離れることになっているので、このままいくと、もしもの話ですが、悠仁さま以外に将来皇族がいなくなることも考えられます」
■結婚した女性も皇室に残る案を議論
近野解説委員 「ここからは『皇族減少 打つ手は?』のポイントについて考えます。自民党は18日、2回目となる『安定的な皇位継承の確保に関する懇談会』を開きました。この場で議論されたのは、皇族の数を確保するための案です」 「18日は、女性皇族が結婚した後も皇室に残る案について議論されました。結婚した後も皇族の身分を離れないという案です。懇談会の木原事務局長は、これについて『認められない、反対といった意見はなかった』と説明しました」 澁谷善ヘイゼルアナウンサー 「反対意見がなかったということは、これから進展があるんでしょうか?」 近野解説委員 「自民党の内部の懇談会ですので、現時点で決定事項ではないのですが、一歩方向性が見えてきたのかなとも言えそうです」