ユーヴェ、バイエルンと渡って再び移籍? デ・リフトはワールドクラスDFなのか「かつて考えていたほど優れた選手なのかという疑問が」
この5年で評価は揺れた
現在マンチェスター・ユナイテッドは、バイエルンに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトに関心を寄せているとされる。マンUを指揮するエリック・テン・ハーグとデ・リフトはアヤックス時代に仕事を共にし、チャンピオンズリーグ・ベスト4入りなど成功を掴んだ。デ・リフトとの再会も悪いものではないだろう。 しかし、あの奇跡のようなシーズンだった2018-19シーズンから5年の時が経過した。デ・リフトはまだ24歳と若い選手ではあるが、この5年で評価はかなり揺れている。どちらかと言えば、マイナス評価になっているのではないか。 デ・リフトは2019年にユヴェントス、2022年にバイエルンへと移籍しており、経歴そのものは豪華だ。しかし、両クラブでの日々は大成功とは言えない。ユヴェントスではディフェンスリーダーになりきれず、バイエルンでは確固たる地位を築けなかった。 英『Daily Mail』も5年前とは評価が変わっていると取り上げ、現状の完成度に疑問を抱いている。果たしてマンUにとって理想の補強なのだろうか。 「エリック・テン・ハーグと再会することは、デ・リフトがキャリアを軌道に戻すために必要な解決策となるかもしれない。しかし、彼がプレミアリーグにフィットするかどうか、そして多くの人がかつて考えていたほど優れた選手なのかどうかという疑問が生じている」 「24歳にして、デ・リフトはバイエルンを離れて自身4つ目のチームに移籍したいと望んでいる。ユナイテッドへの移籍はキャリアの岐路に立つ彼にとって、最後の大きな賭けとなるだろう」 アヤックスをCLベスト4に導いた5年前は、オランダからとんでもないセンターバックが出てきたと注目された。しかし、現在EURO2024を戦うオランダ代表でもデ・リフトはスタメンに入っていない。 この5年はデ・リフトにとって難しいものとなっているが、果たしてマンUを変えるワールドクラスのDFなのか。
構成/ザ・ワールド編集部