【阪神】岡田彰布監督、一夜で4番復帰の大山に「はよ来て、やることちゃんとやってたらやっぱり出るやん」一問一答
◆JERAセ・リーグ 阪神2―4ヤクルト(17日・甲子園) 阪神は先発の青柳が崩れ、連勝が2で止まった。初回先頭打者への四球からピンチを招き、先取点を献上すると、3回2死一、二塁から村上に3ランを被弾。6回5安打4失点で3敗目を喫した。打線では、大山が4番に復帰して2安打を放った。2回先頭で左前打で18打席ぶりのHランプをともし、6回2死一、二塁では右前適時打。16日は岡田監督の指揮下で初のベンチスタートだった。代わって出場した原口が4打点と活躍したが、一夜で戻した指揮官の期待に応えた。以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答。 ―青柳は左打者に苦戦 「なあ。カウントがすぐ2ボールからやもんなあ、スタートが」 ―本人はボール自体は悪くないといっているが、制球に課題が 「いやそら、コントロールもようないとアカンやんか。先発さすんやから、そんなん。ボール悪くない言うても、ホームラン打たれてるやんか」 ―村上のホームランされた球は低めにはいっていたが 「逆やろ? あれ、外に構えとったやろ。ほとんどミット構えてるとこいってないもんな」 ―バラついている要因は 「バラついてる要因って、2年連続最多勝取ったピッチャーやろ。そんなん、評価するあれじゃないやん。バラついてるいうてお前、ローテーションのピッチャーで送り込んでるんやからさ」 ―同じ内容の繰り返し 「この間もそうやん、球数も多いしな、結局は。ほとんど2ボールからスタートやろ。だからコントロールが悪い、それもあるかも分からんけど、こっちから見たら逃げてるように思うやんか、結局な。本人はストライク投げよう思ってやってると思うけど入らへんわけやからな。悪い、バッターカウントになるのを、そらやっぱり狙われるわな」 ―次回は 「いやいや、そんなん今終わって次とか、そういうのじゃない」 ―自分で打破するしか 「そやろ。マウンドで投げるの自分やねんから。この間のバッターと一緒やんか、『コントロール悪いです』って言ってくれたらいいのにな。そやろ? 調子悪いって、そういうことやんか。『調子悪くありません』と言われたらお前、どないするんや、そうなるやろ。新聞のコメントで『調子悪くない』って言われてもなあ。使って、いつもこないして打たれたら、こっち目も当てられんわな。何かが悪いわけやんか。結局コントロール、ストライク入れへんわけやからな、カウント悪くするのは。そら悪いことはハッキリしてるわけやからのう。ボール、ボールになるいうのはみんなが見てるんやから。そら悪いんやろ、調子。俺からしたら。それを悪くありませんって言われたら、どうするんよ」 ―大山にヒットが出た 「もう出るやろ、そら」 ―スタメン復帰が当たった 「うん。でもそら、ちゃんと早よ来て室内で打ってたりしたら、ちゃんとええ結果が出るよ。そら本人が一番苦しんでると思うよ、ヒット出えへんのは。でも、やることちゃんとやってたら、やっぱり出るやん」 ―出た1本を薬に 「そんなええ薬ないやろ、簡単な薬はないよ」
報知新聞社