【今日は何の日:7月26日】1825年、日本で一番有名なあの怪談が、江戸・中村座で初演。『仮名手本忠臣蔵』の外伝として歌舞伎演目になっていることは意外と知らない人も多い?
相模原の施設で障害者19人刺殺
2016(平成28)年 相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、元同施設職員の植松聖死刑囚が入所者19人を殺害、入所者と職員計26人を負傷させた。重度障害者の存在を否定する発言を繰り返し、事件について反省の言葉はなかった。植松死刑囚は20年3月に横浜地裁で死刑判決を受け、弁護人による控訴を自ら取り下げ確定した。しかし、同死刑囚は22年4月に再審請求。23年4月に横浜地裁がこれを退ける決定をすると、裁判所に即時抗告した。
本居宣長が『古事記伝』全巻を完成
1798年(旧暦:寛政10年6月13日) 本居宣長が『古事記』の注釈書『古事記伝』全44巻を35年の歳月を費やして完成させた。古代日本人固有の精神を明らかにし、『日本書紀』に比べ評価が低かった古事記の真価を知らしめた。
『東海道四谷怪談』が初演
1825年(旧暦:文政8年6月11日) 4代目鶴屋南北の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演。『仮名手本忠臣蔵』の外伝として書いた歌舞伎作品で、塩谷家(浅野家)の浪人、民谷伊右衛門とお岩夫婦を中心にした怪談。
米巡洋艦が広島原爆輸送
1945(昭和20)年 広島に投下されることになる原子爆弾「リトルボーイ」を載せた米重巡洋艦「インディアナポリス」が北マリアナ諸島・テニアン島に到着。原爆は「極秘物資」として積み込まれ、艦長も知らされていなかった。インディアナポリスは任務遂行後、護衛の艦艇も無しに単独でフィリピン・レイテ島に向かったが、日本海軍の潜水艦から発射された魚雷6本のうち3本を被弾し沈没した。
日本のOECD加盟内定
1963(昭和38)年 政府が経済協力開発機構(OECD)との合意をとりまとめた覚書の署名を閣議決定。OECD側も同日の理事会で日本の加盟招請を全会一致で決定した。64(同39)年に正式加盟。東京五輪開催のこの年、日本が先進国の仲間入りをしたことになる。
オウム事件の死刑執行が完了
2018(平成30)年 オウム真理教事件に関与した死刑囚13人のうち、7月6日に死刑執行された7人に続いて、残る6人の死刑が執行された。一連の事件について死刑確定囚13人全員の刑が執行された。6人は坂本堤弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件のいずれかに関与していた。